消防士として採用され、まず放り込まれるのが消防学校です。
厳しい教官に集団生活、訓練はキツイし授業の内容も初めて聞くことばかりでチンプンカンプン・・・
学校って名前は付いていますが、基本ベースは素人を少しでも一人前の消防士へ近づける場所なので厳しくて当然ですよね。
なんだかこう聞くと、監獄のようで自由なんて無いんじゃないか・・・携帯電話(スマートフォン)で連絡を取ることも出来ないんじゃないかと思うかもしれません。
結論からいうと、ほとんどの消防学校は携帯電話の持ち込みは可能です。
ほとんどっていうのが、消防関係者への聞き取り調査なので聞けなかった県も有るからです。
まぁ普通に考えれば、囚人ではないので持ち込み可能でしょうけどね。
消防学校での携帯電話利用
消防学校に携帯電話の持ち込みが可能なことは結論として書きました。
ですが、常に身に着けていられるかというと、そうではありません。
座学の授業や訓練時間中は寮の部屋に置いておくか、教官が指定した場所にまとめて置いておくかになります。
携帯電話が自由に使える時間
携帯電話を自由に使える時間が気になる人も居るでしょう。
訓練中や座学中は当然携帯電話を触ることは無いですが、授業の合間などはラインやメールの確認ぐらいは出来るかもしれません。
入校当初は学校生活に慣れてないのもあって、そこまで画面を見る暇も見つからないかもしれませんが、早ければ数週間で生活にも慣れ時間的余裕も生まれてきます。
そうなれば気分転換に携帯電話を見たり、連絡を取り合ったりする時間も出来るはずです。
ですが自由時間とはいえ自主訓練や予習・復習などもする必要があるので、携帯電話ばかり触っている場合ではないでようね。
携帯電話を触るよりも大切なこと
自由時間もあり携帯電話でラインやゲームをしていると、あっという間に時間が過ぎていくはずです。
ここで私の消防学校時代の話をすると、私も自由時間に携帯電話を触っていた側の生徒でした。
ですが携帯電話にも目もくれず自主訓練や予習・復習をしていた同期とは大きな差が生まれていました。
多くを言わなくても分かりますよね?
消防学校へ何をしに行っているのか(行くのか)良く考えてください。
消防学校は消防士になるための規律・基礎を学ぶ場所です。
給料を貰っているのです。
大学、高校のような学校生活の延長ではないってことを認識してください。
消防学校の成績や態度は全て所属に報告されます。
例えば救助隊になりたいと思っても、学校の成績が悪かった消防士と一緒懸命に頑張った消防士のどちらを任命するでしょうか。
それに消防学校生活は嫌でも6ヶ月間です。この6ヶ月はこれまの人生に無いぐらい濃密なものとなるはずです。
苦楽を共にした同期との思い出を作ることの方が有意義だとは思えませんか?
携帯電話を使って気分転換をすることは悪いことではありません。
しかし時間を決めるなりして考えて行動する必要がありますね。
この記事のまとめ
結論は「消防学校に携帯電話を持ち込み可能」です。
ただし携帯電話をずっと触っているよりも大切な時間が消防学校にはあります。
消防学校は一人前の消防士へ一歩でも近づくための教育訓練の場所です。
何をしに消防学校へ行っているのか考え行動してくださいね。
- 消防学校を卒業したら自由に触れる
- 約半年間の辛抱
- 給料を貰って教育訓練を受けさせてもらっている
- 同期との時間を作ろう