消防士が他の市町村の消防本部に入りたくなった場合は?

消防

もし現役消防士のあなたが、どうしても他の消防本部に入りたくなったらって話です。

他の消防本部に入るには

結論から言うと、現役の消防士が他都市の消防本部に入ることは可能です。 ただし簡単に入れるわけではなく、条件があり・・・

あなたが入りたい消防本部の採用条件に当てはまるかどうかだけになります。

条件といっても年齢ぐらいでしょうけどね。

つまり、もう1度消防の採用試験を受けて合格することができれば、他都市の消防本部に入ることができるということです。

他に方法はありません!

試験は日曜にあるので、週休や休暇を取れば試験を受けることができますね。

また採用試験受けないといけないのかよ~って思うかもしれませんが、消防は地方公務員で基本的に市町村単位で組織されているから採用条件も市町村によって違うので当然のことなんです。

消防学校はどうなる?

もしも他都市の採用試験に合格することができたら、気になるのは「消防学校に初任教育を受けるために、また入校するのか」ですよね?

初任教育で消防学校生活をまたしないといけないのは少し憂鬱でしょう。

中には何回でも消防学校で初任教育を受けても良いっていう人も居るかもしれませんけど・・・

クマ
クマ
自分は2度と初任教育はしたくなかったですね。

さて、問題の消防学校の初任教育を再度受けるかどうかは、その消防本部次第です。

消防本部次第というのも、他都市で初任教育を終えているなら、わざわざ消防学校へ入校させなくても良いって考える場合と、うちの消防本部では新人なのだから消防学校へ入校させるって場合があるからです。

特に大きな消防本部(政令指定都市)などは独自の◯◯式とかいう消防活動があるので消防学校に入校することの方が多いでしょう。

逆に田舎の消防本部は、消防学校に入校させてる間は、現場の人員が少なくなっているので、入校させなくて良いなら入校させない場合が多いはずです。

この消防学校に入校するかしないかは、消防長次第でもあるでしょうね。

クマ
クマ
ちなみに自分がいた消防本部は元東京消防庁から入り直した新人は消防学校に行きませんでした。でも同じ採用年度でも消防学校に行ってないと同期って感じはないみたいでしたけどね。

初任教育は消防本部を変わったら必ず入校しないといけない決まりはありませんが、消防長に入校しなさいと言われたら職務上の命令なので入校しないといけません。 条件付き採用期間になるので、拒否はできません。

黙って受けれるのか

その他に気になることとして、いまの消防本部に黙って他都市の消防本部を受験することができるのかってことだと思います。

自分が居た署でも他都市から受験した若手が、地元の消防に入りたいからと黙って試験を受けて合格して出ていったことがあります。

黙って試験を受けることもできるし、他都市の試験官もなんで今の消防本部を辞めてうちに来たいのか面接で聞いてくることはあっても、今の消防本部に問い合わせてくることはありません。

なぜなら、公務員には『秘密を守る義務』があるからです。もちろん採用されたら、どんな消防士だったのか問い合わせはするでしょうけどね。

他の消防本部を受ける前に

なぜ他の消防本部に入りたいのか、それは人それぞれだと思います。

でも採用されて一緒に消防学校へ行った同期やお世話になった職場の先輩、上司にも相談してみましたか?

パワハラやイジメなど今の消防本部に居たくないって理由なら仕方のないことかもしれませんが、地元へ帰りたいとかの理由なら相談してみませんか?最初は反対もされるでしょうけど、最後はきっと応援してくれるはずです。 黙って辞めて行くのと、みんなに応援されて辞めて行くのでは気持ちも違いますよね。

それに現場で仕事をしていたなら、わかると思いますが現場は人数ギリギリなので、年度の途中でいきなり『辞めます』なんて言われても困りますよね。立つ鳥跡を濁さずではないですけど、お世話になった職場にあまり迷惑がかからないようにするのが大切だと思いますよ。

おわりに

消防は基本的に市町村ごとに消防本部があるので、Aの消防本部からBの消防本部に異動はありません。

他の消防本部に入りたいなら新しく採用試験を受ける必要があります。それに採用された場合、初任教育を受けるために、再度消防学校に入校する場合もあるのです。

どれだけ前の消防本部で現場経験があっても、その消防本部だと1番下っ端からのやり直しなのは覚悟してくださいね。