警報器や消火器の悪質訪問販売には十分注意しましょう

悪質訪問販売

見知らぬ消防職員風の格好をした人たちが訪問して法律が変わったからとか言って高額な値段で消火器や住宅用火災警報器を売りつける事案がいまも発生しています。

不適切な訪問販売には十分注意しましょう。

目次

消防職員や市町村の職員を装う

法律が改正になったので住宅に消火器の設置が必要になりましたなど職員を装って訪問します。

ライオンくん
消防署の方から来ました

クマ
そうそう昔からあるのが消防署の方から来ましたってセリフですね。

  • 消防職員が消火器や住宅用火災警報器の訪問販売をすることはありません
  • 平成30年8月現在、住宅に消火器を設置する義務はありません
  • 前触れもなく職員を名乗る人が来たら身分証などを確認してください
  • 業者と一緒に訪問して「すぐに設置しないとダメ」など言ってきます
  • 紹介するからと業者を指定してきます

恐怖心をあおって、脅してくる

条例などに定められていない場所にも住宅用火災警報器を設置しないと罰せられるなど嘘の情報で惑わせる。

  • 嘘の法律や条例を言い罰則があるなど恐怖心をあおる
  • 住宅用火災警報器が未設置だとしても罰則はありません
  • 火災を起こした時に住宅用火災警報器が設置してなくても罰則はありません
  • 住宅用火災警報器が設置していないと火災保険がおりないなど言ってきます
  • 近所で設置してないのはお宅だけですよとか言ってくる

ライオンくん
罰則ないなら付けなくてもいっか~

クマ
罰則はないけど、命を守るためにも設置はするようにしましょう

特別価格だと強調してくる

もともとの値段が10万円など高額な値段のパンフレットを見せて、今なら半額ですなど強調してきます。

  • ホームセンターなどで買えば数千円で買えます
  • いまだけとか2個でお安くとかお得さを強調してきます
  • 消火器や住宅用火災警報器の値段は安くても設置費用として法外な値段を請求してくることがあります

考える時間を与えない

  • 即決・即金を求めてきます
  • お金を受け取ると領収書を取りにいくなど言ってそのまま戻ってきません
  • 消火器や住宅用火災警報器の設置調査など言って住宅内に入り、勝手に取り付けてお金を請求してきます
  • 契約書であることを隠して署名捺印を求めてくることもあります。後日高額な請求を送りつけてくることがあります
クマ
住宅用火災警報器の点検は個人でも簡単にできます。消火器も住宅に設置している消火器は点検を受ける義務はありませんよ
ライオンくん
点検と言われてもどうしたら良いの?
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クマ
こちらの記事を参考にしてください

クーリング・オフ

もしも騙されてしまっても訪問販売はクーリング・オフの対象になるので、契約書を受け取った日を含めて8日以内なら無条件で契約を解除できる場合があります。

多くの場合が偽の電話番号や住所であるため、クーリング・オフをしようとしても難しいかもしれません。

まとめ

悪質な訪問販売は色々な方法をつねに考えていて、今回紹介したこと以外にも新しい手口でせまってくるかもしれません。
そういう時のためにも

  • 身分と要件をしっかりと確認すること
  • 安易に住宅内に入れないこと
  • 契約はひとりで考えず家族などに相談する
  • 断る時は毅然とした態度で断ること
  • 脅迫的な行動があればすぐに警察へ連絡する

以上のようなことに気をつけてください。

消防職員や市町村職員が訪問販売をすることはないので、騙されないようにしてください。

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