過マンガン酸塩類(危険物第1類)

過マンガン酸塩類

危険物第1類 酸化性固体

過マンガン酸塩類とは

過マンガン酸塩類は、過マンガン酸の水素イオンが金属などの陽イオンで置き換えられた化合物の過マンガン酸塩の総称です。

過マンガン酸塩類に属する主な物質には次のものがあります。

共通する特性は次のとおりです。

  • 強酸化剤
  • 水に溶ける
  • 加熱すると分解して酸素を発生させる
  • 硫酸を加えると七酸化マンガンを生じて爆発する危険性がある
  • 硝酸塩類よりは危険性が低い

過マンガン酸カリウム

形状

赤紫色の結晶

性質

  • 比重 2.7
  • 融点 240℃
  • 強酸化剤
  • 約200℃で分解して酸素を発生させる
  • 水によく溶ける
  • 水に溶けたら濃紫色になる
  • アルコールやアセトンに溶ける
  • 殺菌剤や消臭剤、染料として使用される

危険性

  • 硫酸を加えると七酸化マンガンを生じて爆発する危険性がある
  • 可燃物や有機物と混合すると加熱、摩擦、衝撃などにより爆発する危険性がある
  • 硝酸塩類よりは危険性が低い

貯蔵・取り扱い方法

  • 加熱、摩擦、衝撃を避ける
  • 可燃物や有機物、酸類との接触を避ける
  • 貯蔵容器は密栓して貯蔵する

消火方法

大量に放水して冷却消火

過マンガン酸ナトリウム

形状

赤紫色の粉末

性質

  • 比重 2.5
  • 強酸化剤
  • 約170℃で分解して酸素を発生させる
  • 水に溶けやすい
  • 潮解性がある
  • 水溶液の状態で売られている

危険性

  • 硫酸を加えると七酸化マンガンを生じて爆発する危険性がある
  • 可燃物や有機物と混合すると加熱、摩擦、衝撃などにより爆発する危険性がある
  • 硝酸塩類よりは危険性が低い

貯蔵・取り扱い方法

  • 加熱、摩擦、衝撃を避ける
  • 可燃物や有機物、酸類との接触を避ける
  • 貯蔵容器は密栓して貯蔵する

消火方法

大量に放水して冷却消火

第1類危険物

共通する性質、貯蔵・取り扱い、消火方法